グローバル・コミュニケーション学科
ALL ENGLISHの環境で、高度な英語運用能力、英語コミュニケーション能力、課題発見・解決能力を身につけ、コミュニケーションの本質、日本の伝統や文化、世界情勢などをさまざまな観点から学修します。
グローバル・コミュニケーション学科の特色
英語の基礎力を高めるFEP
(First-year English Program)1年次はTOEIC®IPテストのスコアに基づき15名程度の少人数クラスを編成。クォーター制(4学期制)を導入し、短期集中・反復型学修システムで英語力の向上をめざします。
学びたい分野に基づき
留学先を選択(Study Abroad)2年次には今後の学修テーマに結びつけることを目的とした海外留学を実施。興味や関心に基づき留学先を選択し、現地の学生とも交流します。
留学生と共に学ぶ国際色豊かな
ALL ENGLISHの授業すべての学部専門教育科目をAll Englishで開講。専門の内容を英語で理解する力を養うと共に、英語で発信する能力を確実に身につけます。
英語運用能力を高める効果的な学修システム
1年次には、入学時に実施されるTOEIC®IPテストのスコアに基づき15名程度の習熟度別少人数クラスを編成。60分週3回の授業で英語の4技能向上をきめ細かくサポートします。クラス編成も定期的に見直し、それぞれの学生の英語力に適したクラスで、All Englishによる高度な専門教育の授業に備えます。
2・3年次には、論理的思考力・分析力・コミュニケーション能力を高め、より実践的な英語運用能力を育みます。-
体験・経験から理解につながる学び
Study Abroad 海外留学
英語圏の大学に全員留学(6~10週間)留学費用として、一律40万円を大学が補助
学びたい分野に基づき留学先を選択する2年次の全員海外留学
今後の学修テーマに結びつけることを目的に、2年次に6~10週間の留学を実施。興味・関心に基づき留学先を選択し、専門分野を英語で学びます。事前研修として、カルチャーショックや異文化接触についても学び、異文化理解の基礎力を修得します。留学先では、現地の学生との交流やフィールドトリップなどの機会も用意。留学費用として、一律40万円を大学が補助します。
留学先(予定)

- ●海外派遣の成果の公表
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)エクステンション(アメリカ・カリフォルニア州)
[学びのpoint:アカデミック・イングリッシュ/英語コミュニケーション能力]
- ●海外派遣の成果の公表
ハワイ大学(アメリカ・ハワイ州)
[学びのpoint:サービスラーニング]
- ●海外派遣の成果の公表
サイモンフレイザー大学(カナダ・バンクーバー市)
[学びのpoint:ニュースメディア分析/カナダ研究]
- ●海外派遣の成果の公表
ディーキン大学(オーストラリア)
[学びのpoint:アカデミック・イングリッシュ]
※ 海外留学にかかる費用は、別途徴収します
体験レポート海外留学を経験して詳しく読む
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留学によって実感した英語で理解し合えることの楽しさ。
小中 敦史さん
グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科 3年(愛知県立小牧高等学校 出身)2023年度
留学先ディーキン大学(オーストラリア)
留学先の授業で印象的だったのは、カンボジアやトルコ、台湾など、世界のさまざまな国や地域からの留学生と共に学べたことです。グループワークをはじめとした授業活動を通して、留学生とお互いの文化や習慣について意見交換をおこない、英語コミュニケーション能力を高めることができただけではなく、多様な価値観にふれることができたのは、大きな財産となりました。英語というツールを通して、お互いを理解できることがこれほど楽しいものだということを身をもって知りました。この留学によって、将来は海外で働きたいという思いが芽生えました。
All Englishの授業で留学生と共に学ぶ
- 国際色豊かな環境で授業
世界各国の交流協定校からの留学生と共に、国際社会や日本の伝統文化などについて英語で学びます。グローバル・コミュニケーション学科の学生と留学生がお互いの異なる文化や価値観について意見を出し合いながら、グループワークに取り組み、ディスカッションやプレゼンテーション力も磨きます。
先輩から聞く学科(専攻)のこと在学生・卒業生の先輩が、学びのことを教えてくれます。詳しく読む
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卒業生
前田 梨乃さん
グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科 2023年度卒業(三重県立桑名高等学校 出身)
就職先:住友電気工業株式会社
Q この学科(専攻)の魅力は?
学科の専門科目がすべて英語でおこなわれ、常に英語にふれられる環境があることです。特にネイティブスピーカーが担当する1年次の短期集中・反復型学修システムFEPでは、少人数のクラス編成で英語の基礎力を徹底的に磨くことができました。2年次以降も、翻訳、ディスカッション、プレゼンテーションなどさまざまな授業があり、聞こえた英語を日本語に置き換えるのではなく、そのまま英語で理解し自分の考えを英語で伝える力が身につきました。
Q 印象に残っている学びや授業内容は?
2年次の海外留学プログラム「StudyAbroad」での学びです。他国からの留学生が授業中に積極的に質問をし、意見を述べる姿勢に大いに刺激を受け、わたし自身も自分の考え方に自信を持ち主体的に行動しなければと思うようになりました。また、留学生やホストファミリーとの交流では、生活習慣や文化の違いを知りました。こうした経験は、日本での英語学習だけでは得られないものだと感じます。3年次には、「留学生バディ」として、本学で学ぶ外国人留学生をサポートしました。この活動では、外国人との異文化理解を体験できただけでなく、自分の英語力を鍛えることもできました。
Q 4年間の学びの成果は?
本学科には、英語運用能力が飛躍的に向上したと認められた学生が表彰されるGLOCOM Ascent Awardがあります。これを受賞することがわたしの入学前からの目標でした。入学後は、この目標に向かって努力を続け、その努力が実を結んだことは、大きな自信になりました。卒業後は、グローバル社会に貢献するという新しい目標に向かって、新たな歩みを進めてまいります。
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何度も面談や指導をしていただき、自分の強みを明確にできました。
卒業生
大橋 葵さん
グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科 2023年度卒業(愛知県・私立中部大学春日丘高等学校 出身)
就職先:トヨタ自動車株式会社
3年後期のドイツ留学中に就職活動を意識し始め、キャリアセンターのオンライン面談を活用しました。進路を考える中、ドイツの街ではあまり日本車を見かけず、もっと日本車を世界に広めたいと思い、世界を舞台に活躍する自動車産業に興味を持ちました。帰国後は就職活動を本格的にスタートさせ、キャリアセンターに毎日通いました。アドバイザーから客観的な視点で助言をいただきながら、提出の直前までエントリーシートを何度も書き直しました。また、面接練習は毎回1時間以上おこない、しっかりと自分と向き合うことができたおかげで、採用面接では自信を持って答えることができました。今後は大学時代に磨いた英語力と留学経験を活かし、業務に取り組んでいきたいと思います。
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語学力だけでなく、国際的な感覚を磨ける
卒業生
北野 真衣さん
グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科 2021年度卒業(愛知県立熱田高等学校 出身)
就職先:伊勢湾海運株式会社
Q1 この学科(専攻)を志望した理由は?
ネイティブの先生から英語で日本文化を教わるオープンキャンパスの模擬授業が面白く、進学の決め手になりました。ALL ENGLISHの授業には不安もありましたが、先生が受験生の英語力を的確に捉え、模擬授業の進め方を工夫してくださったことで、入学後も大丈夫だろうと安心できました。
Q2 印象的だった学びは?
学科独自のFEPです。1年次は週3回、60分の反復授業で読む・書く・聞く・話すが徹底的に鍛えられました。2年次夏に学科必修の海外留学が控えていたことも、より意欲的に学べた要因だと思います。TOEIC®スコアも入学から1年で200点近く上昇。英語で考え発言するALL ENGLISHの環境に、あらかじめ日本で慣れていたことで、留学先での英語による授業にもスムーズに適応でき、自信を持って参加できました。
Q3 この学科(専攻)で学んで良かったことは?
語学力だけでなく、国際的な感覚を磨けたことです。特に留学では、外国人の自国文化への理解の深さや発言の積極性に驚きました。世界と日本の架け橋になるには日本のことをもっと知り、失敗を恐れず発信できるようにならなくてはいけないと意識が変化しました。目標を持つことでより意欲的に学修するようになり、論理的な思考力や表現力、行動力も身につきました。
4年間の学び(2024年度)
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PICKUP!科目詳しく読む
Japanese Performing Arts
日本文化の特異性が世界に多大な影響を与えています。舞台美術や建築、所作から礼儀作法に至るまで、世界が注目する日本文化を、さまざまな映像、音声資料と、実技・実践を通して学び、日本文化を英語で発信する力を養います。
Intercultural Training
異なる文化背景を持つ人々が接触する際に起こる誤解やもめごとの原因、文化間を移動する際に起こるカルチャーショックについて、英語圏の事例を中心に考察。異文化への認識を高め、異なる環境の中で問題解決できる力を養います。
Writing Lab Ⅰ・Ⅱ
『Writing Lab Ⅰ』は、正確で一貫性があり、わかりやすい英文を書けるようになることを目標とします。個別指導に重点を置く『Writing Lab Ⅱ』では、ライティングスキルを磨き、英語での卒業論文を完成できるように指導します。
資格・免許
取得できる資格・免許
- 中学校教諭一種免許状(英語)/
- 高等学校教諭一種免許状(英語)/
- 司書/
- 学芸員
目標とする資格など
- 実用英語技能検定(英検)/
- TOEICⓇ、TOEFLⓇ、IELTSTMのスコアアップ
就職
主な就職実績
- 愛知県教育委員会
- 伊勢湾海運
- ANA関西空港
- 興和
- ジェイアール東海髙島屋
- ジェイアール東海ホテルズ
- JTB
- 商船三井ロジスティクス
- 新東工業
- 全日本空輸(ANA)
- 中部国際空港旅客サービス
- 東陽倉庫
- 豊川市役所
- トヨタ自動車
- 豊通物流
- ドリームスカイ名古屋
- 名古屋観光ホテル
- 名古屋市役所
- 日本航空(JAL)
- マキタ
- 名港海運 他
ゼミナール(2024年度)
五島 幸一 | ゼミ | メディア・コミュニケーション |
Kenichiro KOBAYASHI | ゼミ | 世界英語(World Englishes) |
篠原 さやか | ゼミ | 家族社会学・ジェンダー |
中郷 慶 | ゼミ | 英語学・英語音声学 |
福本 明子 | ゼミ | 異文化コミュニケーション |
McGEE Jennifer J. | ゼミ | ソーシャルメディア |
宮田 Susanne | ゼミ | 言語獲得論 |
MOLDEN Danny T | ゼミ | コミュニケーション理論 |
学生たちの研究テーマ例
- How Influencer Marketing Affects Audiences: Comparing the United States and Japan
- Be Kawaii vs Be Yourself: How Does Makeup Advertising in Japan and Germany Reveal Cultural Ideas about Beauty?
- The Use of Musical Activities to Raise the Self-Esteem of Economically Disadvantaged Children in the Philippines
- How Can Volunteers Make Ibasho for School Children?: Interviews With University Students and Organization
- Female Characters Portrayed in Studio Ghibli Films
- How Politeness is Expressed When Making Requests in English and Japanese: A Study Based on Disney Movies
- Classification and Consideration of Common English Errors for Native Japanese Speakers:A Study Based on English Instruction Boards and Notices in Japan