学生支援の方針

 愛知淑徳大学では、学生が主体的に学び、挑み、充実した学生生活が送れるよう、学生支援について次のような方針を定め、全学的な取り組みを行っています。

修学支援の方針

 学生が興味や目標に合わせて学びを深めていけるように、さまざまな修学支援を行っています。

  • 各学部の教員が学生の「アドバイザー」としてアドバイスや指導を行っています。アドバイザーは、学生一人ひとりと面談し、学修・学生生活・進路に関するさまざまな悩みや疑問の相談にも応じています。
  • アドバイザーとなる教員をはじめさまざまな教職員・施設・部門が連携し、学生一人ひとりの自己実現を応援しています。
  • 本学の理念「違いを共に生きる」のもと、障がいのある学生に対する支援を組織的に行い、それぞれの学生に応じた学修環境を整備しています。
  • 本学独自の奨学金制度を整備し、意欲ある学生の学びたい気持ちをサポートしています。

生活支援の方針

 学生が、いきいきと充実した毎日を過ごし、学修やボランティア活動、クラブ・サークル活動などに取り組めるように、さまざまな生活支援を行っています。

  • 学生相談室では、臨床心理士の資格を持つカウンセラーが、学生のさまざまな相談に対応しています。
  • 保健管理室では、けがの応急処置や急病者への対応、健康相談、保健指導などを行い、学生を健康面からサポートしています。
  • ダイバーシティ共生センターでは、ダイバーシティに関する情報や学びの場を提供するとともに、学生の相談にも対応しています。
  • 愛知淑徳大学クリニックでは、眼科、耳鼻咽喉科、心療内科・精神科、内科・糖尿病内科、整形外科・リハビリテーション科などの受診が可能です。在学生には受診時に補助があり、学生を経済面からも支援しています。
  • コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)では、学生が主体的にボランティア活動や地域活動などに取り組み、広い視野や行動力などを身に付けられるよう支援しています。
  • 人権尊重の理念を普及させ、ハラスメントによる被害の防止に努めるために、ハラスメント対策委員会が「愛知淑徳大学ハラスメント防止のためのガイドライン」に基づき組織的な取り組みを行っています。ハラスメントに関する相談は、ハラスメント相談員が受け付けています。

進路支援の方針

 愛知淑徳学園の教育方針「10年先、20年先に役立つ人材の育成」に基づき、キャリアセンターが中心となり、さまざまな進路支援を行っています。
 キャリアセンターが行っている進路支援は、「キャリア教育」と「キャリア支援」から構成されており、1年生から4年生まで、その時期に最適な支援を行っています。
 「キャリア教育」においては、学生がそれぞれの個性や適性に応じて意欲を高め、創造性を育むとともに、新たな価値を創造したり、社会や時代の動きに対応し、変化を生み出したりする能力の育成を目標としています。その具体例は以下のとおりです。

  • 国内インターンシップ研修の実施
  • グローバル人材育成の一環としての海外インターンシップ研修の実施
  • 各種資格対策講座の開講

 「キャリア支援」では、学生が将来の進路を考え、実現するために以下の支援を行います。

  • 進路支援ガイダンスの実施
  • 企業・先輩学生の協力による企業説明会、各種セミナーの実施
  • キャリアアドバイザーによる個人面談指導の実施

 本学では、将来の進路選択活動のスケジュールに沿った効果的な支援を行うために、「ASキャリアナビ」という情報システムを活用しています。