メディアプロデュース学科

「言語」「映像」「建築」を基盤に広く、深く学び、メディア社会の新たな担い手を育てます。

言葉を扱う「創造表現専修」、ヴィジュアルを扱う「メディアコミュニケーション専修」、建築物などの空間造形物を扱う「都市環境デザイン専修」。それぞれを一つのメディアとして捉え、3つの分野を幅広く学びます。時代に求められる創作スキルや、深い教養と専門性、実践力を身につけて、メディアで溢れる現代社会で強く活きる人材を育てます。

キャリアデザイン(2012年度)

メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科 専門科目「キャリアプランニング」

授業の概要

 卒業後の進路選択の指標となるべく社会における多種多様な業種の紹介ならびに就業意識の向上を目的として行われる職業人育成のためのガイダンス講座である。

授業計画
  • 第1回 なぜ働くか
  • 第2回 世界と日本の諸問題とキャリアプランニング
  • 第3回 仕事、社会保障、ファイナンシャルプランニング
  • 第4回 日本、東海地域の産業と展望
  • 第5回 企業の見方
  • 第6回 職業研究
  • 第7回 求職活動のプロセスとスキル
  • 第8回 まとめ

授業ピックアップ

メディアプロデュース学部の「キャリアプランニング」科目では各分野で活躍する外部講師をお招きし、講演をおこないました。

日本、東海地域の産業と展望
就職活動も仕事も“楽しむ気持ち”が大切!

大学卒業後、総合印刷会社であるヨツハシ株式会社に就職した林さんは、岐阜の生活情報誌「月刊ぷらざ」の制作に携わり、地元の魅力を発信し続けています。担当業務は、企画、取材・撮影、原稿作成等。入社1、2年目は力のなさを痛感しながら日々を乗り越え、3年目は自分の強みを模索して居場所がつくれた年となり、社会人8年目の今では「仕事の楽しさ」を強く実感しています。「在学中、建築を中心に幅広く学び、イギリス留学にも挑戦しました。そこで出会ったさまざまな国の友人が自分のまちに誇りを持って語る姿を見て、感銘を受けました。そのときに抱いた“自分のまちを知り、魅力を広く伝えたい”という気持ちが、今も私のベースにあります」と笑顔で語った林さん。就職活動も仕事も楽しみ、自分らしくキャリアを重ねる先輩の講演を聞き、学生たちはさらに自分の将来への希望を膨らませていました。


求職活動のプロセスとスキル
大学での活動を通じて、希望の道が見えてくる!

ソーシャルゲームや結婚式場予約サイトなどを運営する株式会社エイチームへの就職が内定した片桐さんが、人事担当者の方と共に登壇しました。就職活動に関するアドバイスをし、「ビジネスコンテストやゼミ活動、よさこいサークルなど、さまざまな活動でリーダーを務めた経験を通じ、企業経営に深く関わる総合職に就きたいと考えるようになりました。夢中になれることに出会うと、将来の目標も見えてきますよ」と片桐さん。人事担当者からも「自分の視野を狭めず、可能性を広げて進路を考えてください」とエールが送られました。片桐さんは現在、キャリアセンターの学生スタッフを務め、自らの経験を活かして後輩たちの就職相談などに励んでいます。頼もしい先輩のサポートを活用しながら、学生たちは希望の道へと力強く一歩を踏み出すでしょう。