AS VISION 2020

愛知淑徳大学ビジョン2020(AS VISION 2020)

「学びと社会実践のHUB」としての大学をめざします。

AS VISION 2020

2015年〜2019年の大学ビジョンは「躍動する学びのコミュニティ」の構築でした。それは、異なる価値観の共生によって新たな価値観を生み出し、本学の理念である「違いを共に生きる」を具現化し、社会に還元することのできる人材の育成をめざしたものでした。2020年度からの5か年の新たな大学ビジョンは、2015年度からの大学中期計画をさらに発展・充実させることをめざすものです。
学問や専門分野の学修は、何らかの形で社会に還元されなければ意味がありません。あらゆる学問は人類の幸福と発展に資するべきものです。また、社会的に意義ある貢献は、どのような些細なものでも、学問や専門分野の「知」の裏づけがなければ、独りよがりになってしまいます。「学びと社会実践のHUB」とは、学問や専門分野の高度で広範囲の学修と現実社会での個別的で具体的な実践・貢献の中継点として本学を位置づけ、汎用性の高い十分に高度な「知性」を修得し、それを地域や社会の個別的で具体的な問題・課題解決において実践し、本学の理念である「違いを共に生きる」を社会に還元し得る人材の育成をめざします。また、これを達成するために本学100周年を機に掲げた「伝統は、たちどまらない。」の姿勢を踏まえて、中期計画を策定し、実行していきます。

AS VISION 2020達成のための5つの柱

1. AS学士力の向上と高度専門家の育成

卒業研究を中核としたアクティブラーニングを重点化し、学生の主体的・独創的学びを支援するための教育を推進する。また、学士力をベースに、より高度な専門性を修得し、地域社会や学問領域において貢献し得る人材の育成のために、大学院教育の充実を図る。これらによって「違いを共に生きる」の理念を実践的に社会に還元する人材を育成する。

2. 教育を支え、地域に貢献する研究力の向上

研究機関としての大学の社会的役割を果たすために、教員の研究活動を奨励するとともに、大学院教育を通じて、学問領域の充実に資する教育・研究活動を支援するための体制を強化する。

3. 大学のグローバル化の推進

「違いを共に生きる」を地域や世界において実践する、真にグローバルな人材の育成をめざし、国際的な学生交流や研究交流を推進する。

4. 社会連携・社会貢献の推進

地域コミュニティの中核としての地域における「知」の拠点をめざす。

5. ガバナンスの持続的強化

ガバナンス体制が時代に即した合理的なものであるかをつねに点検・評価し、必要な改革を実行する。また、そのためにInstitutional Researchの充実を図る。