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平成21年度 学長表彰式

2010年3月16日

平成21年度 学長表彰式

 連日の雨が上がり、春の陽射しがやさしく降り注いだ平成22年3月16日、「平成21年度学長表彰式」が長久手キャンパスにておこなわれました。
 愛知淑徳大学では、特に優れた学業成績をおさめた学生や、課外活動などで特に顕著な功績をあげた個人または団体に、毎年1回、学長表彰を贈っています。
 平成21年度は個人2人と1団体がこの名誉ある賞に輝き、小林素文学長をはじめ多数の教職員のあたたかな笑顔に見守られながら受賞者のみなさんは凛とした姿で表彰状を受け取りました。
 「今回の受賞を、自分を信じる強さにし、これからも、強さとやさしさの『淑徳魂』を胸に活躍してください」という学長のあたたかいエールも受け取った学生たちは、この受賞から新たな一歩を力強く踏み出すことでしょう。

課外活動において特に顕著な功績をあげた学生
深谷 美海さん 現代社会学部 現代社会学科 3年(2009年度)

 愛知淑徳中学校に入学して以来、バトントワリングに打ち込んできた深谷美海さんは、平成21年8月6日~9日にオーストラリア・シドニーで開催された世界バトントワリング選手権大会・第5回WBTFインターナショナルカップの個人競技に出場し、アダルト部門トゥーバトン4位、スリーバトン5位という2種目入賞を果たしました。世界大会出場3回目となった今回、チーム部門3位入賞を果たした平成19年度に続いて2度目の学長表彰に輝きました。
 「一昨年まではチームで出場し、昨年から個人部門に挑戦を始めました。今回、自分の100%を出そうと落ち着いて競技に臨み、いい結果を残すことができ、とても貴重な経験になりました」と語る深谷さん。現在、次の世界大会を見据えて練習に励み、全日本大会など国内の数々の大会に出場しています。一方で、学内のバトントワリング部にて仲間とともに楽しく活動し、大学祭などで華麗な演技を披露しています。「愛知淑徳学園で学んだ『淑徳魂』が自分の力になっています。今後も日頃の鍛錬を大切にし、世界大会の表彰台をめざします。将来は指導者としてバトントワリングの普及に貢献できたら幸せですね」と深谷さんは晴れやかな笑顔で話してくれました。

特に優れた学業成績をおさめた学生たち
ビジネス学部 大塚ゼミナール(8名) 3年(2009年度)

 ビジネスについて理論と現場の両面から研究している大塚ゼミに所属の3年生8名は、『日経経済知力テスト(Test of Economic Sense and Thinking)』(通称『日経TEST』、日本経済新聞社・日本経済研究センター主催)の「大学ゼミ対抗戦」に挑戦し、団体賞2位を獲得しました。全国の名だたる大学が参加した中で上位入賞を果たし、この快挙をたたえ学長表彰が授与されました。
 授業での勉強やゼミでの研究に一生懸命取り組む学生たちの姿を見て、学びの成果がどう役立つのか明確化したいと考えた大塚先生が「日経TEST」の受験を勧めたそうです。「日経TEST」は経済やビジネスの幅広い世界をしっかり理解し、自分の頭で考えなくては解けない設問ばかり。学生たちは、ゼミで研究してきたマーケティング以外の分野の勉強にも励み、着実に力を伸ばしていったそうです。学生たちは「『日経TEST』で確かな成果を残すことができ、大きな自信を得ると同時に、一緒に頑張った仲間や支えてくださった大塚先生との絆が深まりました。今後もさまざまなことに積極的にチャレンジし、社会人として必要な力をみんなで磨いていきたいと思います」と力強く話してくれました。

ほか1人、文化創造学部 文化創造学科 表現文化専攻4年(2009年度)の学生が受賞しました。