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平成18年度 学長表彰式

2007年3月 6日

 平成19年3月6日に、平成18年度 学長表彰式が、行なわれました。
 平成18年度は、「日本アジア航空第21回中国語スピーチコンテスト」、「本学中国語スピーチコンテスト」で見事一位を獲得した岡優子さん、「全日本なぎなた選手権大会 男子 個人の部」3位、「愛知県なぎなた選手権大会男子 個人の部」2位という優秀な成績をおさめた開地友也さん、そして、大学での学習をおろそかにせず、週3度のチーム練習・ミーティングや個人練習を有効につかって、念願の一部昇格を果たしたラグビーフットボール部の皆さんが表彰されました。
 学長表彰式の中では、緊張した面持ちのなかにも、学長をはじめ、副学長、学部長、研究科長、学生部長、ゼミの先生方、学生課長からの祝福をたたえる拍手に囲まれて、素敵な笑顔がみられました。

 学長表彰された方々に、表彰を受けての感想や今後の抱負などをうかがってみました。

 岡優子さん(コミュニケーション学部言語コミュニケーション学科2年生)は、平成18年12月に開催された「日本アジア航空第21回中国語スピーチコンテスト」にて、見事1位を獲得。また、中国語を習いはじめて1年半でHSK5級に合格し、学内スピーチコンテストでも1位をとるなどの成果をあげられました。
 中国語の上達・勉強のコツをうかがったところ、本学で使用している教科書を使い、広く浅くではなく、狭く深く、じっくり丁寧に勉強し、疑問が生じたところは、辞書などをひくことはもちろん、先生にたずねてみるなど粘り強く取り組むことです。また、先生もとても親身になってくださるので、頑張れるとのこと。
 まもなく中国への留学を控え、今後はより実践的に中国語を使い、いろいろな国の人々とコミュニケーションをとることで、グローバルな視野をもてるようになりたいと語ってくださいました。

 開地友也さん(コミュニケーション学部ビジネスコミュニケーション学科4年生)は、第45回 全日本なぎなた選手権大会 男子 個人の部では3位、愛知県なぎなた選手権大会男子 個人の部でも2位という優秀な成績をおさめました。
 なぎなたをはじめたきっかけは、高校で剣道部に入部するはずが、剣道部がなかったため、なぎなたをはじめることになった。それも、女子部しか無く、男子としてはじめて。しかし、はじめてみると、なぎなたという武道はとても奥深く、また、試合に勝っていくことでどんどん意欲がわいたとのこと。普段の練習の他に、持久力の強化などにも力をいれたとのことです。お話ぶりもとても落ち着いていて、気が長いのも、ここぞの集中力もなぎなたをやっているとみにつくとかたってくださいました。
 今後も、地道に練習し、試合に勝ち続けることができるよう頑張りたい、チャンスがあれば、世界大会にもでられるよう頑張っていきたいとのことでした。

 ラグビーフットボール部は、大学での学習もおろそかにしないという部のモットーから、他大学に比べて少ない週3度のチーム練習では、一つ一つのプレーを大切にすることや考えてのプレー、選手間のコミュニケーションを絶やさないためのミーティングも大切にする一方、積極的な個人練習で体力、筋力の向上をはかり、その結果、念願の一部昇格を果たされました。
 部長の平野翔太さん(コミュニケーション学部ビジネスコミュニケーション学科4年)に、勉強と練習の両立はなかなか難しかったのではないかとうかがったところ、メンバーそれぞれの努力ですとのこと。週3日の練習でも、やみくもにひたすら練習するのではなく、限られた時間を大切にし、頭を使うこと・考えることを先生に教えられた。そのため、ミーティングも倍の時間を費やすほど力をいれた。また、個人練習でも、本学のトレーニングルームなどを有効に使って、ユニットを組んで練習するなど工夫をしたとのこと。
 本学では、ラグビー初心者でもレギュラーになれるチャンスがあるし、何より多くのメンバーがいてこそのラグビー、たくさん後輩が入部してくれることを願うと瞳を輝かせて語ってくださいました。平野さんは来年度から高校教員となり、高校でもラグビーコーチもされ、本学での後進の指導や考えるプレーの継承も時間の許す限りしたいとのことでした。

 学長表彰を受けた皆さんをはじめ、学生表彰された他のみなさん、そして、現在夢の実現にむかっていろいろな形で努力をされているみなさんの今後のご活躍を願いたいと思います。