医療貢献学科 理学療法学専攻

2024年4月開設

小児から高齢者まですべての世代に対応し、リハビリテーション専門職として地域に貢献できる理学療法士をめざす。


理学療法学専攻がめざしているのは、小児から成人・高齢者まで、すべての世代を対象としたチーム医療の一員として働くことのできる理学療法士の育成です。そのためリハビリテーション専門職としての能力と多職種連携能力を養成し、医療機関で役立つ知識だけでなく、小児理学療法および地域理学療法に重点を置いた教育をおこないます。

国家資格「理学療法士」をめざして幅広く学修

国家資格「理学療法士」をめざして幅広く学修


身につく力


身につく力

医療について幅広い視野を持ち、
健康長寿社会に貢献できる理学療法士を育成します
  • 高齢化が進む社会で望まれることは「健康で長生きすること」。その中で「活動」と「運動」の専門家である「理学療法士」に対するニーズは、ますます高まる傾向にあります。理学療法士の活躍の場は、医療施設、高齢者施設、在宅(地域)、行政機関など多岐にわたります。そのため、障がいのある人、在宅療養者、要介護者に加え高齢者や健常者にいたるまで、非常に幅広い層を対象に「活動」を高め、疾病の予防や健康維持のための「運動」を促進する役割を担います。また、「チーム医療」において、医師・看護師・リハビリテーションスタッフなどと共に患者さんの生活支援もおこないます。
    愛知淑徳大学では、これまで医療貢献学科、スポーツ・健康医科学科、福祉貢献学科、健康栄養学科において、医療・福祉を専門とする学びを展開してきました。既存の学科・専攻と連携をはかることで、さまざまな現場で活躍できる理学療法士の育成をめざします。さらに実際の現場で役立つ知識を身につけるため、本専攻では理学療法学全般にわたる幅広いカリキュラムを編成しています。全ての世代に対応できる専門知識と技能を身につけ、健康長寿社会に貢献する「活動」と「運動」の専門家を育成していきます。

  • 林 久恵 教授
    理学療法士、博士(リハビリテーション療法学)
    専門分野は末梢動脈疾患、糖尿病足病変

高齢化が進む社会で望まれることは「健康で長生きすること」。その中で「活動」と「運動」の専門家である「理学療法士」に対するニーズは、ますます高まる傾向にあります。理学療法士の活躍の場は、医療施設、高齢者施設、在宅(地域)、行政機関など多岐にわたります。そのため、障がいのある人、在宅療養者、要介護者に加え高齢者や健常者にいたるまで、非常に幅広い層を対象に「活動」を高め、疾病の予防や健康維持のための「運動」を促進する役割を担います。また、「チーム医療」において、医師・看護師・リハビリテーションスタッフなどと共に患者さんの生活支援もおこないます。
愛知淑徳大学では、これまで医療貢献学科、スポーツ・健康医科学科、福祉貢献学科、健康栄養学科において、医療・福祉を専門とする学びを展開してきました。既存の学科・専攻と連携をはかることで、さまざまな現場で活躍できる理学療法士の育成をめざします。さらに実際の現場で役立つ知識を身につけるため、本専攻では理学療法学全般にわたる幅広いカリキュラムを編成しています。全ての世代に対応できる専門知識と技能を身につけ、健康長寿社会に貢献する「活動」と「運動」の専門家を育成していきます。


  • 林 久恵 教授
    理学療法士、博士(リハビリテーション療法学)
    専門分野は末梢動脈疾患、糖尿病足病変



理学療法学専攻の特色

子どもの発達や健康を含む
全世代への対応力

全世代に対応できる理学療法の実践力を養成。小児理学療法・地域理学療法分野の教育に力を入れ、地域の多様なニーズに応える人材を育てます。

多職種連携の視点と
問題解決力

専門性の異なる職種と連携して問題を解決するチーム医療。多職種連携教育の中で理学療法の専門性と在り方を学ぶ教育課程を編成しています。

地域の医療・介護・福祉分野に
貢献する力

誰もが自分らしく安心して暮らせる地域づくりへの貢献。理学療法士が地域の医療・介護・福祉施設で活動する意義や具体的な実践方法を学びます。

学内連携で学べること

  • 同キャンパスにある愛知淑徳大学クリニックや、地域の方を対象とした健康相談室などの機関との連携によって、地域社会の健康や医療状況を現場で学ぶことができます。本学独自のコミュニケーション実習では、小児とその家族に関わり、理学療法士の役割、同じリハビリ職の言語聴覚士との連携まで学修します。また、学科・専攻の教員が本学のクリニックで診察・リハビリ・指導を担当しているため、臨床現場での経験をもとにした臨場感ある教育を受けることができます。


体験・経験から理解につながる学び


実習
実習のプロセス
教員紹介

13号棟に理学療法学専攻専用フロアを整備
  • 2022年8月に新設した13号棟2階に、本専攻の専用フロアを整備しました。検査・測定技術を実践的に修得できるよう、医療の現場と同等の検査・測定機器・設備を充実させています。
    専用フロアには、身の回りの動作や家事のやり方を指導するADL教室、義肢装具や整形靴を作製する義肢装具室、さまざまな対象者の状態を調査・測定して解析する医療データ解析室、検査測定や評価をおこなう理学療法評価実習室があります。また、少人数でグループワークができる演習室も設けています。


施設・設備詳しく読む

2022年8月に新設した13号棟に、本専攻の専用フロアを整備しました。検査技術を実践的に修得できるよう、医療の現場と同等の検査機器・設備を充実させています。


  • 学生ラウンジ

    学生ラウンジ

  • ADL実習室

    ADL実習室

  • 理学療法治療学実習室

    理学療法治療学実習室

  • 医療データ解析室

    医療データ解析室

    運動学実習室
  • 運動学実習室


4年間の学び(2024年度)




PICKUP!科目詳しく読む
コミュニケーション実習

対象者やその家族、関連職種との関係づくりについて実践的に学びます。実習前には『社会福祉・社会保障制度(多職種連携・地域包括ケア)』『リハビリテーション医学』などの授業で対象者の背景や療養環境について理解を深めます。


小児整形外科学

“Children are not just small adults”この言葉は子どもたちのあり様を端的に表現しています。さまざまな疾病や障がいのある子、そうでない子、あらゆる子どもたちの成長を見守り、手助けもできる理学療法士になるために必要な知識を整形外科の視点から学びます。


小児理学療法学/発達障害理学療法学

小児期から成人までの発達の基礎知識を理解した上で、脳性麻痺、二分脊椎、運動発達遅滞、自閉症スペクトラム障害などの重要な小児疾患に対する理学療法士としての役割や関わり方を理解し、各疾患から生じる障がいに対する理学療法の専門知識と技術を学びます。


地域理学療法学

高齢者人口の増加に伴い、地域で理学療法士が活躍する場面は増えています。地域理学療法学では、病気になる前の予防理学療法に加え、障がい者や高齢者などの日常生活に助けが必要な方に対する支援方法を学びます。

資格・免許

取得できる資格・免許

理学療法士(国家試験受験資格)


活躍が期待される卒業後の進路

病院・クリニック・小児療育施設などでチーム医療を担う理学療法士
医療機関・介護福祉施設や在宅などで地域の医療・介護・福祉に貢献する理学療法士
大学・研究機関、医療介護関連企業の研究開発部門における研究者・開発者
大学院進学など