人間情報学部
人間科学と情報技術、双方の高度な活用力を養い、人とAI(人工知能)が共存する情報社会づくりに貢献する人材を育成。
どんなに便利な情報技術が開発されようとも、最後にそれを使うのは人間です。「人は何を求めているのか?」「人にとって使いやすく快適なテクノロジーとは?」こうした心の動きを理解した情報技術の開発が、これからの情報社会には欠かせません。人間情報学科では、「感性工学専攻」と「データサイエンス専攻」の2専攻を設置。「AI、IoT、ビッグデータ」などを含む最新の情報学と、「心理学、統計学、生理計測法」などの人の心を分析する方法を融合して学ぶことにより、人々が快適に暮らせるAI時代の情報社会づくりに貢献できる人材の育成をめざします。
資格・免許
取得できる資格・免許
- 高等学校教諭一種免許状(情報)
- 中学校教諭一種免許状(数学)
- 高等学校教諭一種免許状(数学)
- 司書
- 学芸員
- 認定人間工学準専門家
- 認定人間工学アシスタント
目標とする資格など
- ITパスポート試験
- 基本情報技術者試験(午前試験免除の制度あり)
- 応用情報技術者試験
- CGクリエイター検定
- Webデザイナー検定
- CGエンジニア検定
- 画像処理エンジニア検定
- 色彩検定
- カラーコーディネーター検定
- マルチメディア検定
- 検索技術者検定
- ファイリング・デザイナー検定
- データサイエンティスト検定™
- G検定(ジェネラリスト検定)
- 統計検定
就職
業種別就職状況(2022年度)
主な就職実績詳しく読む
- 旭情報サービス/
- 安城市役所/
- 生方製作所/
- エイチーム/
- 尾張中央農業協同組合(JA尾張中央)/
- 鹿島建設/
- JTB/
- システムリサーチ/
- 資生堂ジャパン/
- 瀬戸信用金庫/
- ダイセキ/
- 中京銀行/
- 東海交通事業(JR東海グループ)/
- トヨタファイナンス/
- 日本システムウエア(NSW)/
- 日本通運/
- 日本郵便/
- 富士ソフト/
- 富士フイルムシステムサービス/
- 三重電子計算センター 他
Q&A詳しく読む
- Q.人間情報学部での心理学の特徴は何ですか?
- A.人間情報学部では、心の動きを科学的に解明する基礎的な心理学に重きを置きます。その勉学を通して合理的・論理的・科学的思考能力を身につけ、どの組織でも役に立つオールマイティな人間の育成をめざしています。
- Q.人間情報学部は、文系ですか、理系ですか?
- A.人間情報学部には文系・理系という枠組みの区別はなく、文系の知と理系の知を接続しながら学びを深めています。なお、人間情報学部の在学生に対する調査によると、約85%の学生が高校では文系であったと回答しています。そのために、文系の学生であっても数学的スキルを基礎から学べるように配慮した科目(選択科目)も用意しています。
- Q.パソコンの操作に自信がありません。パソコンを使う授業が多いようですが、大丈夫でしょうか?
- A.キーボードのタイピングからWordやExcelなどのパソコンの基本操作について実習形式で学べる科目(選択科目)を1年生で履修できますので、入学時にパソコン操作ができなくても心配はいりません。
最先端の施設・設備
情報技術やAI技術、心の理解について学ぶための専門施設・設備を整備しています。
・VR・メタバース機器
人が入れるVR空間Caveやヘッドマウントディスプレイで、VRコンテンツを制作したり、VRで再現した空間で実験ができます。
・シミュレータルーム
ドライビングシミュレータや自転車シミュレータで環境などの違いによる運転行動を実験します。
・デジタルファブリケーションルーム
UVプリンター、デジタルミシン、レーザーカッターなどを揃えアイディアの試作品を造ることができます。
・撮影機器
全天球カメラ、一眼レフカメラで撮影や表現手法を学習します。撮影画像はVR Caveでの投影も可能です。
・ロボット機器
各種ロボット、センサー、RaspberryPiなどを用いて、制御手法、アプリ開発、音声認識などを学習します。
・PC・ソフトフェア関連
最新のPCやタブレットを整え、システムやデザインを快適に学習できます。Mayaなどのプロ用のソフトウェアもあります。
・視覚情報実験室
暗幕で囲まれた個別ブースにおいて、明るさ・奥行・運動などの視覚に関わる実験を行います。
・聴覚情報実験室
防音室内の実習システムを用いて、音の高さ・大きさ・音色などをコントロールしながら聴覚に関わる実験を行います。
・音響測定ブース
特殊形状の壁により、壁からの反射音を抑えた実験ブースです。人の発声や楽器、スピーカなどの音を収録し、音源の性質をデータ化します。
・コンピュータルーム
プログラミングや情報検索、統計分析、データ解析などの情報技術に関する学びを深めるために活用します。
・生体情報実験室
スポーツや運動、身体活動に関わる生体計測を行うための設備が整っています。
・セミナールーム
大型の電子黒板を備え、数学やデータサイエンスについて小規模なディスカッションを行うために利用します。
トピックス
専攻紹介
人間情報学科 感性工学専攻
感性工学、情報サービス、デザインなどを学び、人にやさしいコンテンツ制作・システム開発の担い手に
人間情報学科 データサイエンス専攻
データ分析の知識・技術を駆使し、AI時代の情報化社会を切り拓くスペシャリストに