複数専攻制度・複数学位取得制度など

複数専攻制度

複数分野を学び、複合的な視野を身につけます。

 複数専攻制度は、「複数分野において等しく専門性を発揮できる人材の育成」を目的とした教育システムです。2つ目の学部・学科(専攻)の学びとして、体系的に組まれた副専攻プログラムを用意しています。そのため、単に他学部・他学科の開放科目を履修するだけでなく、複数の分野において高度な専門的知識を深めることができます。
たとえば、文学部教育学科に所属し、心理学部心理学科の副専攻プログラムを履修すれば、教員としての豊かな人間性に加え、一人ひとりの心に寄り添う力をさらに高めることができます。なお、この制度を利用して一定の単位を修得すれば、卒業時に副専攻プログラムの修了証書が授与されます。

複数専攻制度履修モデル

複数学位取得制度

優秀者の証、2つの学位取得をめざします。

 複数学位取得制度は、複数専攻制度をベースにして2つの学位取得をめざす制度です。所属の学部を卒業する際、一定の要件を満たした上で編入学試験に合格すれば、副専攻の学部へ4年次編入学することができます。そして残りの単位を1年間で修得し、最短5年で2つの学位を取得できます。副専攻はどの学部・学科(専攻)でも選択することができ、同一学部の他学科(専攻)に編入することも可能です。
2つの学部で学位を取得するのは勉強量も多く、簡単なことではありません。それだけに欧米では「優秀者の証」ともいわれています。幅広い知識と深い専門性を身につけ、国際社会で自分の力を存分に発揮するために、この複数学位取得制度を役立ててください。

※ただし言語聴覚学専攻、視覚科学専攻の4年次編入学試験は実施しません。

複数学位取得制度履修モデル

他学部・他学科開放科目

所属学部・学科(専攻)以外にも興味のある授業を幅広く学べる

 他学部・他学科開放科目とは、所属学部・学科(専攻)以外の専門教育科目で、学部・学科(専攻)の枠をこえて、自分の学びたいことを自由に選択できる科目です。他学部・他学科開放科目として修得した単位は、一定の範囲で卒業に必要な単位に算入されます。


学部・大学院5年修了プログラム(さらに学問を究めたい人に)

学部・研究科の枠をこえて、高度な研究人を育成します。

 愛知淑徳大学では、大学院進学を希望する学生や意欲ある学生に広く学修機会が与えられるよう、学部学生へ開放する大学院科目を大幅に拡大。それにより、5年で大学院までを修了することが可能です。
5年間で大学院を修了する方法は、学部在学中に大学院が提供する開放科目(研究科開放科目)を履修し、学部卒業後1年間で大学院の残りの単位を修得し、優れた業績を上げて修了するパターンと、学部を3年次で中退し、大学院へ飛び入学するパターンの2通りあります。どちらの場合も大学院に進学するために必要な要件を満たしていることが条件になります。通常6年かかる道のりを5年間で果たすのは容易なことではありません。自分なりの研究テーマをいち早く見つけ、専門分野に対する関心と学修を深めていってください。

学部大学院5年修了モデル